- 2006-08-01 (火)
- エコパウダーBX
急性経口毒性
試験結果:LD50>2,000mg/kg(rat)
試験機関:株式会社住化分析センター
解説:この試験は、ラット5匹に口からエコパウダーBXを摂取させ、14日間中に半数が死んでしまう量を測定するという試験です。 (かわいそうですが…)以前はラット50匹で行っていたのですが、動物愛護の観点から、5匹にされたのだそうです。
試験方法の是非は別にして、結果はLD50>2,000mg/kg。つまりラットに体重1kgあたり2,000mgのエコパウダーBXを摂取させても、 14日間で半数死ぬことがなかった、ということです。従って、一定以上の経口安全性が確認されたことになります。
比較:クロルピリホス:LD50=82-270mg/kg 食塩:LD50=3000mg/kg
皮膚一次刺激性
試験結果:P.I.I.=0.2(GHSの皮膚腐食性/刺激性の分類に該当しない)
試験機関:株式会社住化分析センター
試験方法:OECDガイドライン(短期毒性404)
解説:この試験は、ウサギの背の毛を刈り、その部分にエコパウダーBX0.5mLを含浸させた布を貼り付け、 9日間その皮膚の状態を観察し、エコパウダーBXの皮膚に与える影響を測定する試験です。
結果はP.I.I.=0.2。これは、国連主体の国際的なシステム(GHS)が定める皮膚腐食性/刺激性の分類に該当せず、 従って、皮膚接触での一定以上の安全性が確認されたことになります。
比較:クロルピリホスをウサギの皮膚に投与すると、発赤や浮腫・化学熱傷を生じ、 不可逆的な熱傷を生じる。よって皮膚に腐食性である。
魚類急性毒性
試験結果:LC50>1,000mg/L(ヒメダカ、96hr)
試験機関:(財)化学物質評価研究機構
解説: この試験は、エサを与えていないヒメダカ10尾の水槽にエコパウダーBXを入れていき、半数が死ぬ濃度と時間を測定する試験です。
結果はLC50>1,000mg/L(96hr)。これは、エコパウダーBX1,000mg/L(ppm)の濃度の水にヒメダカを96時間投入しても半数死ぬことがなかった、ということです。 従って、魚類に対する一定以上の安全性が確認されたことになります。
比較:クロルピリホス:LC50=0.0033mg/L(ブルーギル、96hr)
ホルムアルデヒド放散量
試験結果:未検出(定量下限0.1mg/L) F☆☆☆☆相当
試験方法:デシケーター法(JIS K5601-4-1)
解説: この試験は、ホルムアルデヒドの水に溶けやすい性質を利用したもので、 デシケーターという容器にエコパウダーBXと蒸留水を入れて24時間放置し、 その蒸留水中のホルムアルデヒド濃度を測定する試験です。 塗料については改正建築基準法(シックハウス対策)において、「小型チャンバー法」と同じく認められている測定方法です。
結果は未検出(定量下限0.1mg/L)。F☆☆☆☆に該当する数値です。